ゆる登山前のスニーカー選びガイド:50代でも快適&安全に歩くコツ
「トレッキングシューズは重そう…でもスニーカーで行ける低山ってある?」そんな50代の不安に、実体験ベースでやさしく答えるガイドです。
ポイントはグリップ・安定・フィットの3つ。この記事では、選び方から歩き方、避けたいコンディションまでをコンパクトにまとめました。
まず結論(安全に使うための条件)
- 整備された低山の遊歩道〜土の道が前提(岩場や濡れた急斜面は避ける)
- 靴底は深めのラグ(凹凸)でグリップ良好なモデルを選ぶ
- かかとがブレないフィット&左右にねじれにくい安定性を確保
- 雨天や泥濘が強い日は無理をしない/防水靴に切り替え
スニーカーのメリット・デメリット
メリット
- 軽い:足上げが楽で疲れにくい
- 履き慣れている:痛みや靴擦れが出にくい
- 街でも使える:コスパ良し
デメリット
- ソールの剛性が低い:ゴツゴツした路面で足裏が疲れやすい
- グリップ不足の個体がある:濡れた木道・岩で滑りやすい
- 防護力は控えめ:くるぶし保護や防水は限定的
選び方の基本(3軸)
- グリップ:深めのラグと柔らかすぎないゴム。
店頭なら床で前後左右に軽くひねって、キュッと止まる感触を確認。 - 安定性:踵のカップが硬め/中足部がねじれにくい。
手で靴をひねってみて、ぐにゃっとねじれ過ぎないもの。 - フィット:つま先に5〜10mmの余裕、踵は浮かない。
甲が高い人はシューレースで微調整しやすいモデルを。
補足:防水(GORE-TEX等)は雨天・朝露に強い一方、蒸れやすいことも。晴天主体なら非防水+レイン対策でもOK。
タイプ別の選び方
ウォーキング用スニーカー
街歩き寄り。クッション性は高いがグリップは控えめ。乾いた土・整備路なら可。
トレイルランニングシューズ
ラグ深めでグリップ良好。軽くて曲がるが、モデルにより耐久や安定が異なる。低山の土道〜砂利に最適。
ライトハイキングシューズ
スニーカー寄りの軽さ+登山靴の安定性。最も無難。はじめの1足として優先度高め。
サイズ&フィットの合わせ方
- 試着は午後(足がむくむ時間帯)に、厚手ソックスで
- つま先5〜10mm余裕、下りを想定してつま先トントンでも当たらない
- 踵ロック:履いたら踵をトンと床に当て、上から締め直して浮き防止
- 紐は甲の一番高い所でやや強め、つま先側はゆるめで血流を妨げない
スニーカーで歩ける山/避けたい山
使いやすいシーン
- 標高低め・整備された遊歩道や土の道
- 乾いた路面、雨上がりでない日
- 行動時間 2〜4時間の短〜中距離コース
避けたいシーン(NG)
- 濡れた木道・岩場・粘土質の泥
- 長い急斜面の下り/ガレ場/細尾根
- 雨天・積雪・結氷・強風など悪条件
歩き方のコツ(登り・下り)
- 登り:足裏全面で乗り、歩幅を小さく。親指の付け根に体重をのせる。
- 下り:膝を軽く曲げて重心をやや前へ。踵からベタンと着かない(滑りやすい)。
- 滑りやすい場面:足裏を路面に沿わせ、踏み替えを丁寧に。焦ったら一度止まる。
- ポール活用:バランスが不安なら1本でも良い。下りは体重移動の補助に。
一緒に持っておくと安心な小物
- 薄手のレイン上下(防風にもなる)
- テーピング/絆創膏(靴擦れ・捻挫の応急)
- 靴紐の替え or 結束バンド(切れ対策)
- タオル・替えソックス(汗冷え対策)
出発前チェックリスト
- 路面は乾き気味?(濡れ岩・泥が多い日は無理しない)
- 靴底のラグは十分?(すり減っていない)
- つま先の余裕&踵の浮きなし
- レイン・ライト・水分・行動食・救急セット
- 家族や友人に行き先・帰宅予定を連絡
まとめ
スニーカーでも条件を選べば軽快で疲れにくい低山歩きが楽しめます。
グリップ・安定・フィットの3点で選び、濡れた岩場や急斜面は避ける——これだけで安全性はぐっと上がります。
注意・免責
本記事は一般的なガイドです。実際の山行はコース状況・天候・体力により判断が異なります。安全第一・自己責任で無理のない計画をお願いします。
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