はじめての低山の選び方:失敗しないコース決めのポイント
「どの山から始めればいい?」に答えるため、初めての低山選びを具体的な基準で整理しました。最初は“気持ちよく歩き切る”のが目的。達成感を残せるコース条件を見ていきます。
まず決める4つの条件
1. 所要時間(コースタイム)
休憩を含めて2〜4時間が目安。午後遅いスタートは避け、日没2時間前には下山完了の計画に。
2. 距離と標高差
最初は距離5〜8km/標高差300m前後が目安。アップダウンが多い尾根道より、緩やかな往復・周回コースが歩きやすい。
3. アクセス
登山口までの道がわかりやすく、公共交通 or 駐車場のある場所。帰りの時間帯(バスの最終など)も事前に確認。
4. トイレ等の設備
登山口や途中の公園・施設でトイレがあると安心。水場は基本ない想定で、出発前に準備する。
難易度の目安(選ぶときのヒント)
- 歩道の状態:階段・土の道・岩場。岩場や鎖場は最初は避ける
- 分岐の多さ:標識が少ないと迷いやすい。人気コースは道が明瞭で安心
- 露出:崖・細尾根が続くコースは不慣れなうちは避ける
季節と時間帯の考え方
春・秋
歩きやすいベストシーズン。ただし天候急変と日没に注意。
夏
早出・早帰り。樹林帯中心のコースを選び、水分・塩分は多めに。
冬
凍結・強風がある。低山でも滑り止めや防寒を検討。短めのコースで。
具体的な選び方(3ステップ)
- 地図アプリで候補を3つ出す(所要・距離・標高差でフィルタ)
- 最新の記録や口コミで道の状況・分岐の分かりやすさを確認
- 天気と日没を見て、最も安全な1本に絞る
当日の歩き方(基本)
- 最初の30分は会話できるペースで。息が上がるなら速度を落とす
- 60〜90分に一度は座って休憩(行動食と水分補給)
- 迷いそうと感じたら立ち止まり、地図で現在地を確認
- 予定より遅れている/天候悪化の兆候がある→引き返す
失敗を防ぐチェックリスト
- コースタイム2〜4時間/距離5〜8km/標高差300m目安
- 登山口と帰りの交通(最終)の確認
- 天気予報と日没時刻を確認
- レイン・ライト・水分・行動食・救急セット
- 家族や友人への行き先連絡
まとめ
初めての低山は、条件をシンプルに決めて安全第一で。まずは気持ちよく歩き切れる1本を選び、少しずつレベルを上げていきましょう。